赤桜
朱色の漆に桜の蒔絵
2024年春にリリースの予定していた万年筆。元旦に輪島で地震があり塗っていただいている工房、店舗6棟すべてが焼失してしまいました。
翌日から社長は新しい場所を確保するために奮闘し、新しい場所で5月から作業を再開いたしました。町全体のすべてが焼けてなくなってしまった絶望の中、あきらめずに輪島で塗ができる家を探していた姿に反対に大きな力をいただきました。
輪島の海辺の町が早くまた元のような人々の集まる場所に戻って欲しいという願いをこめて、復興の桜の万年筆です。
2024年8月以降販売開始予定です。
【漆高シリーズ 万年筆】
yurieオリジナル輪島塗万年筆・ボールペン「漆高」
y.ypenclubの代表 山﨑幸造氏(親方)監修
長さも短く、太さのある万年筆はキャップをつけて持つように設計されています。絶妙なバランスに設計されています。あえてカートリッジしか使えない仕様になっています。
漆塗りと螺鈿細工を施したこれらの商品は「漆高」と名付けました。「漆高」シリーズは、材質にエボナイトを使用し、その表面に漆を塗り螺鈿細工を施しています。
この万年筆の独特の美しさは、本漆を使用する輪島塗りの中でも僅かな職人にしか継承されていないという特殊な厚塗り技法によって生み出された逸品です。塗の違いを是非お手にとってご覧いただきたいと思います。
ベースのエボナイト製品は笑暮屋さまに特別に作っていただきました。フォルムもサイズ感も今までにない万年筆です。
日本の素晴らしい技術と伝統の技をご覧ください。
【サイズ】
・全長 収納時:115mm、装着時:145mm
・キャップ径:17Φ、
・軸径:16Φ
・ペン先:bock社, #250 14金
・ペン種:F,MF,M,B
・キャップ:軸エボナイト輪島塗 本漆仕上げ 桜蒔絵・螺鈿
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FROM JAPAN TO OVERSEAS
日本の伝統、日本の美を世界へ。
天然の素材を使って、人にしか塗れないもの。
人にしか感じれない感覚や感触。
その感覚や感触、素材一つ一つにこだわり、
丁寧に職人さんの手によって作られた
美しい伝統芸術品が日本にはたくさんあります。
その美しさを世界にも伝えたいと願っています。
About yurie style
yurie styleの商品は、ひとつひとつがたくさんの方、職人さんの手をお借りして作品となっています。
そんな方々の想いを大切にしてこの美しい作品たちを世界中の人にお届けしたいと考ています。
本物にこだわって上質なものを手にとっていただきたいなと願って、これからも「本当の日本の美」にこだわって、商品をお届けしていきます。
Nishijin-ori
西陣織
絹を蚕から育てることを考えると
どれだけの手間や時間や労力がかかっているでしょうか。
図案、糸を染めるところから始まり20以上の工程を経て
ひとつの織物が出来上がります。
その工程ひとつひとつが今でも人の手によって
大切に作られています。
西陣織のほとんどがポリエステルなどの化学繊維を
使用している中で正絹(シルク)にこだわりを持つ
京都の老舗 誉勘(こんかん)商店様の織物を使用しています。
https://kondaya.jp/
Ebonite
ベースのエボナイトと木軸
日本で唯一のエボナイトを製作するお店「笑暮屋」や
木工の作家さんのお力もお借りして
作っていただきました。
日本の技術でしか作れない美しいフォルム。
1つ1つの作品がたくさんの方の
縁や繋がりで出来上がっています。